アパレル業界あるある

アトリエでのインスタを見たっていうことで新規のお客さ様が増えています。
中には異業種からアパレルにチャレンジするお客様も少なくない。

そんな方達と話をしていると感じるのは
アパレル業界の独特も商売形態をしてるってこと。

*発注書は数字だけ
*相談のない納期設定(発注書もらったタイミングでそりゃ無理ですよ)
*数量を伝えないデザインも口頭だけの見積もり依頼
*そんな見積もり依頼でも今日中に見積もりもらえますか?

こんな会話は他業種からの方達は無いですね

ただ工場側に対しても違和感があるようで見積書が来ない
納期が平気で遅れる

耳が痛い…

見失うことの無いように。

中国生産

ここ数年苦戦していた中国生産。文化の違いはもちろんあるけど
日本からのオーダーの多品種、小ロットに嫌気がさし、内販の好景気で
見向きもしない様子があり投入しても管理がろくにできていないのは明らかで
上がってくる商品もひどいものばかりで心身ともに疲れリサーチは続けていたものの取引する気力が失せていました…

やっといい工場さんが見つかり、取引が始まりました。
女性ならでは細かい対応と的を得た質問(経験値がある)でスムーズです

ってことで9月頭に生地探しながら、工場視察も行こうと思います。

そして4月から始めたアトリエでの小ロット量産対応。
好評です。
目が届くところで現場があるっていうのは安心ですね

縫製スタッフ決定

縫製スタッフは決定しました。
本当に多くの応募ありがとうございました。
思えば1年前に縫製に関わる人たちの環境に危惧しこれからの縫製技術者の育成を
目的に始めたサンプル工場。

当初の二人から秋には4人に増え工場内のスタッフは7人になる予定。
スタッフの募集を初めて気が付いたいことは縫製の仕事をやりたいという人たちが
多くいるということ。
都内の工場は専門学校生を安く多く雇い全然上がらない給料に我慢できなくってやめれば
また新人を募集。
これは教員でも技術指導でも何でもない。
ただ安く使いたいだけ。
自分の産業を自ら壊す行為としか思えない。
そんな工場は潰れればいいと思うw
そして後継者がいなく孫の小遣いが稼げればいいと思っているような工場も
もう限界に来ている。
そんな工場に長く依頼して来た工場がいままでのようにものが作れなくなったといって
私に依頼してきてびっくりするくらいの安い単価で出していた。
将来を考える工場がそんな工賃でもう受ける時代は終わったと思う。
それはもう発展の早い中国でも同じこと。すぐに同じようなことが起きるでしょうね
っていうかもう起きてる。
ローカルの工場は技術要求が高く、安く、小ロットの日本の仕事より
工賃が高く数量がまとまっている中国ローカルブランドの方がいいに決まってる。
これで中国からの研修制度が終わったら…

日本の工場は壊滅的になるだろうけど過剰生産していた分も少なくなっていいかもね

服が好きな人が集まって自分たちで作って売る
そんな工場を作れれば最高何ですけどね

サンプル工場

コレクションのシーズンもようやく終盤。

今週で一段落かなって感じです。

サンプル工場INDICE(アンジーズ)は今週中頃までは目一杯詰まっていますが

来週頃からは緩和しそうです

2月から新戦力で新しく人が増えています。

そしてパターン出力プロッターもようやく入りました。

これでほぼ準備は万端ですって言ってもすごい勢いで新規の依頼が増えています

東京世田谷に厚物ミシンがあって巻き縫いが出来る設備があるってことが大きいようです。

まだまだ改善点はいっぱいでとても短期間では修正できませんが

ものつくりの現場って楽しいですね。

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12月の状況

ちょっと遅くなりましたが12月の
サンプル工場INDICE(アンジーズ)状況と量産の協力工場の状況です

サンプルはそろそろ忙しくなって来るようでキャパの予約の電話もいただくようになってきました。

8割ほど埋まってきた感じです

これから2月の繁忙期(多分この辺り)に向けて忙しくなってきます

量産の協力工場は国内工場は1月末あたりまで埋まってきていますね

春夏のオーダーが出始めているのでここから一気に2月末あたりまではすぐに埋まって来るでしょう。

 

工場との取り組みの意味を考えてみた

よくアパレルメーカーから取り組みましょうって言う話を聞きます。
どうにもこれは御社に仕事を優先して出すから安くしてね。
って言う意味にしか聞こえない。それ以外に意味はあるのかな?

私が思う取り組みは(工場側の勝手な想像ですが)やっぱり
賃上げですよww
アパレル側のその見返りが小ロット化と生産スピード。
徹底したスケジュールが管理とアパレル側の材料在庫管理が必要ですがね。
それと閑散期生産
その見返りは支払い時期の融通。
通常より前倒しで生産する分キャッシュフローが悪くなりますからね
このあたりを間に入って調整するのが商社じゃないかと思ってます。
じゃぁ、うちみたいに会社に何ができるかと言うと…
人手も足りず..
お金も足りず…

アパレル側への豊富な生産現場の紹介と工場側への生産アイテムの多様化の指導じゃないかな
って思っています。っと言うより最近感じる。
仕事が多く入っている工場は特に心配することもないですが
アイテムが偏っている工場は昔からの固定客が多く、ずっと同じものを縫っている工場さんが
多いと思う。
っで、アパレル側の不振に巻き込まれて他のアイテムは縫えないし、客先もいないっと言うパターンに陥る。

そんな工場さんを多く見てきた。
会って話を聞くと大体が「昔良かった時はさぁ」言う話が8割くらい…
そんな工場さんにこんなアイテムもちょっとチャレンジして見たらって
ってことで縫ってもらったのがこちらのダウンジャケット
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この工場さんはコートが得意でコート類で年間の8割以上埋まっていたそうです。
それがアパレル側の海外生産シフトで困っていました。
ダウンを手配することもダウンパックを作る工程はできないので
私が中国でダウンパックを生産して輸入。
(ダウンパックだけなら圧縮するとほんと小さくなりますからね)
工場さんは表地か裏地に抱き合わせて組み立てるだけ。
なので難しくないんです。
これでアパレル側は小ロットでも国内生地でダウンが作れるんです。
もうちょっと色々なダウンを作っておきたいですね。

中国製=安いは違いますよー

よく国内生産で見積もり提出後に値段の折り合いが合わず
お客さんから「じゃぁ、中国でできませんか?」って問われます。
これはもちろん中国なら安くできるでしょ?っていう意味ですね。
もちろん物価が安いので工賃ベースなら1/3くらいじゃないでしょうかね。

ただこれは物流コストが入るとどうでしょう。
生地を日本から輸出する場合体積か重さかどちらか値段が高い方で
運賃は決まります。

なのでデニムやファーなど重さがあるものや体積が大きくなるものは
避けたほうがいいですね。

また加工貿易なので日本側でも中国側でも手続きに手間がかかります
取り扱い金額によってチャージされるので少なくても高くてもこのチャージ料は
変わりません。

それでも量が多ければ輸出入の割り込み金額が変わるので
手数料は下がりますが小ロットの場合は他の品番と合わせて
輸出入をしなければなりません。

つまり納期も時間に余裕がなければなりません。

なので私はちょっと安いくらいなら国内生産をオススメしますね
納期遅れの機会ロスも原価換算はできないですけど
お金ですからね。